中古の一戸建て住宅を選ぶとき、重要なことは何が思いつきますか。
住宅の価格というのは、確かに重要な要素になってきます。
中古住宅では安ければ300万円より安い物件も見つけることはできるのですが、平屋建てだったり、築年数が経過していたりと、条件面は良くないことが多いです。
市街地内だと中古住宅でも高くつく傾向にあり、田舎の方だと割安になっている物件が多くなります。
築年数と家屋の痛みという要素も、よく見ていくべきです。
築年数が20年を超えると、どこかしらにガタが来ている可能性は高くなっているでしょう。
壁面がひび割れている程度なら、漆喰セメントを埋めて、塗装をしなおせば綺麗にできますが、見えない部分の柱などで、シロアリの虫食いなどがあったりすると、耐震性に問題が出てきます。
駆除してあっても一度シロアリ被害が出た家は、強度的にどうかと疑問もつきまといます。
築40年以上の中古住宅は、はっきり言って直すべき場所がかなり出てくると、最初の時点で認識スべきだと思います。
田舎では古民家が数百万円という安い値段で売られていることがあります。
この場合も、築100年を超えるような古民家なので、構造的に問題があると見ておかないといけません。
中古住宅は修繕費がかさむということにもなるので、その場合は、新築の小さな家を買ったほうが、安上がりということにもなります。
近年は500万円の新築住宅なんていうのも登場していますし。
中古の一戸建て住宅の場合、内装では、トイレや風呂など水回りの設備が、非常に古くなっていることは、最初から覚悟しておいたほうが宜しいでしょう。
きれいに使っていた家でも、古い設備は使い勝手が悪くて、エネルギーの節約にもならないこともあります。
水道は内部がサビていることがあり、健康面で宜しくないので、水道をひねって赤茶色の水が出たなら、取替えたほうが良いんじゃないかと思います。
色んな問題があっても、中古のほうが、広い庭が付いているから、田舎だから魅力というふうな理由で、選ぶ人も多いのですよね。