私が以前乗っていた車は、もともと妻のお父さんから譲ってもらったものです。
譲り受けた当初は38000kmほどしか走行距離がなく、新古車状態でした。
しかし、そんな車も、日が増すごとにどんどんと走行距離数が増えていきました。
私の自宅から会社までは往復で約50kmほどあるのですが、その距離を毎日私は車通勤していたため、1年間でプライベートでの運転も含めると、約18000kmほどにもなりました。
それでも数年間はなんの異常もなく、車検の際でも特に大きな問題も見つからず、とても快適な運転を楽しむことができました。
しかし、やがて数年が経つと、ワイパーやフロントライトの電池切れなどが生じ、部品取替えも目立ち始めてきたのでした。
そして、ある日のこと、エンジンを切り、ハザードランプだけつけてしばらく停車していたとき、自動車のバッテリーが突然切れてしまいました。
自動車のバッテリー交換は、この車を譲ってもらってから初めてだったのですが、バッテリー切れしてしまったところが、田んぼ道の端だったため、会社の同僚を呼んで、応急処置をするにしても大変で、一苦労しました。
自動車のバッテリーが切れてからはそれほど目立つ故障もなく、以降も快適にドライブできましたが、走行距離が180000kmを超えたとき、今度は突然、エンジンがかからなくなってしまいました。
整備工場で見てもらうと、エンジンを取り換えなければならないほどの故障だったため、この車はこの時点で廃車にしました。