近年、環境に配慮した製品などの需要が高まっています。
電気自動車、LED電球、リサイクルショップなどなど。
そんな動きの中で、塗料業界での環境配慮型製品といえば
「遮熱・断熱塗料」ではないでしょうか。
今回は遮熱塗料の機能性を軸に、それらの塗料の特徴について
メリット・デメリットを交えながら( ..)φ書いていきたいと思います。
省エネ用の遮熱塗料は熱を室内に溜めにくい・通しにくい
というところでは共通しています。
ただ、遮熱は「反射」を手段にしているのに対し、
遮熱は「吸収」を手段にしています。
遮熱塗料は塗膜で受けた日光などの熱をそこに溜めこむのです。
留まらせることで、室内の冷気を保つ役割を持っているのです。
では、その日中に溜めこんだ熱は(?_?)どこに行くのでしょうか?
実は、熱は夜間に外に放出されるという仕組みになっているのです。
簡単ですが遮熱との大きな違いはここにあるといえるでしょう。
まとめると、遮熱塗料のメリットとしては
「熱をため込み室内に伝わりにくくする」、
デメリットとしては「夜間には放熱されるので熱は残り続ける」
と言ったところでしょうか。
遮熱塗料に限らずですが、その機能性をどれだけ発揮できるかは
塗布する色やその建物の周辺環境などにより(ーー;)異なるとも言われています。